★★★★☆ kirin70さん 2008-07-08
大宇宙からのプレゼント。ヒトはなにを思うのでしょう。いわゆる死者との邂逅をあつかった作品は、「ウランバーナの森」や「異人たちの夏」、「鉄道員」など多数ある.しかし、ほとんどは主人公の身内の個人的なストーリーだ。カジシンは、死者が生き返るという現象が、地域規模でおこったらどうなるのかという、ユニークな発想で物語を進めてゆく.すべての黄泉がえりは深く望まれていた人々だが、実際にかえってこられると困ってしまう。なんとか生活に順応し、愛するものたちとの生活...
★★★★★ mshr_sさん 2008-05-27
今、大事に思える人はいますか?本来であれば永遠の別れをしたはずの人が元気な姿で目の前に現れたら。
身近な人を亡くしたことがない自分でも感動するのだから、
きっとつらい思いをした人が読んだらもっと感動するのでしょう。
今、大事に思える人はいますか?
突然いなくなったら後悔しませんか?
黄泉がえりがあったればこそ人を思いやったり、優しい気持ちになったり、
本来持っている感情に気がつく登場人物たち。
そしてココロの中に何かを...
★★★★★ 嵐さん 2007-02-18
映画よりも厚みがある映画では触れられなかった部分がたくさんあり、映画は映画で良かったと思うのだけど、この原作の厚みを考えると残念でならない。
全ての登場人物が主人公で、全ての登場人物に愛する人があり、失う人も居た。
映画では「フワフワとした感じ」でしか扱われなかった歌手マーチン(映画ではルイ)も、出来のいい兄が蘇った気の弱い青年も、みんな生き生きと輝いていた。
死者が蘇ることで、「あのときこうしていれば」の本音をぶ...
★★★★★ 安さん 2006-08-03
作者の優しさが胸に響いてくるいま、自分が生きて存在していること自体がミステリーだし超常現象だ。だから黄泉がえりも決してありえないことではない。私はこの本に書かれたことがそう不自然なこととは思えない。
どうして黄泉がえってきたのか。その目的は何。そしてどうしてまた帰っていくの。残された人たちは。作者はそれらの疑問を読者に十分納得ゆくように丁寧に説明してくれている。
私たちの生も元気に生きられる時間は決してそう長くはない、愛しあ...
★★★☆☆ ゆこりんさん 2005-05-15
人の運命(さだめ)死者がよみがえる。一見ホラーのようだが、切ない人間ドラマだった。この世ではもう二度々会うことのない人たちにもう一度会えたとき、人は恐怖よりもうれしさを感じるものなのだ。私にも死んでしまった人で、会いたい人がいる。その人たちにもう一度会うことが出来たなら、どんなにうれしいか。だが、もう一度別れを味わうとしたら、それもいやなものだ。人にはそれぞれ運命(さだめ)というものがある。それを素直に受け入れて生...
全32件のレビューを全て読む shupelter_thxさん2008-10-01 11:53:31
猫は異界の守り神?黄泉がえり、OKAGEでもその拡げ方に感心したもんですが、もう手馴れたものっちゅー感じなんですかね、さすが大ベテラン。 で今作は未踏惑星キー・ラーゴ (新潮文庫)でも見られた失意の男に聖(セイント)な少女が守護神のように尽きそう久しぶりの ...
>>>柏葉さん2008-08-11 10:51:15
黄泉がえり/梶尾真治黄泉がえり (新潮文庫), 黄泉がえり (新潮文庫) (2002/11) 梶尾 真治 商品詳細を見る. 評価★★★☆☆. あらすじ. あの人にも黄泉がえってほしい―。熊本で起きた不思議な現象。老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。 ...
>>>ケンケンさん2008-09-08 13:41:27
読了:黄泉がえり/梶尾真治黄泉がえり; 梶尾真治; 新潮文庫; 2002年11月 . わりと現実感のあるファンタジー。映画も見てみようという気にさせる。 本.
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