★★★★☆ reinaさん 2008-08-29
「二年前」と「二年後」のリンクが絶妙。「一緒に本屋を襲わないか」の突拍子のない言葉から始まって、次々と発せられる会話に含まれている謎めいた言葉が
読み進めるうちに明らかになっていく時の気持ち良さ。
キザだけどユーモラスがある会話がテンポよく展開されていて面白い。
現在の主人公、椎名が後半あたりで、自分はこの物語の脇役なのかもしれないと認識するところが、また面白い。
二年前の出来事の結末が思いのほかあっさりしてて、少し物足りなさを感じた...
★★★★☆ ギンペーさん 2008-08-27
シッポサキマルマリ読後ミステリーだと気付きおどろいた。
そんな気配が全く無かったからだ。
まずタイトル『アヒルと鴨のコインロッカー』…
なんだ!???…だ!!
そして登場人物。
誠実なブータン人と端麗な容姿をありのままに受け止め振る舞う隣人、正義感が強く好感が持てる女の子と冷静な女性、そして僕。
時間は2年前と現代を交錯しながら
存在すべき人が現れず、現われている人は存在感を出して物語は進んでいく。
青春小説...
★★★★★ ぴろっこさん 2008-08-06
面白かった!!昔と今が錯綜している構成が活きてる。
言葉がリンクしてハッとさせられたり
ちょっとしたエピソードで人物をより際立たせたり。
この方はキャラ作りが上手いのかな。
濃く思い浮かんで、それだけでも惹き付ける。
それと、気になるのは言葉。
「一緒に本屋を襲わないか」
目的は広辞苑 とか。
「神様を閉じ込めに行かないか」
突拍子も無いけれど
ちゃんと収束して意味あるものに形を変える。
その持って...
★★★★★ ジーナフウガさん 2008-07-26
読んだ、驚いた、震えた。飛び切り風変わりで居て、何処か憎めない登場人物たちにより、
交互に展開される、現在と二年前の出来事。
アヒルと鴨の描く線が互いを呼び合い交わる時、明らかにされる謎。
冒頭とラストに出てくるボブ・ディランの2つの唄のチョイスのセンスの良さに詩的な美しさを感じた。
タイトルは言えないが、唄の内容が、この物語の結末に様々な意味を持たせているから。
読了後、まるでアメリカン・ニューシネマを見終わった時...
★★★★★ コーキさん 2008-07-26
軽快なやりとりがいい2年前の話と現代の話が交互に展開されていく中で、それぞれの登場人物が交わっていく様子が分かりやすく、丁寧に描かれていた。本屋を襲うという突飛な発想もおもしろかったのだが、それ以上に河崎と琴美、ドルジの軽快なやりとりが好きだった。テンポがよいためスラスラ読めるし、ミステリーとしての事件も楽しめた。
全81件のレビューを全て読む 不明さん2008-09-02 14:28:29
瞬 さんのレビューかずゅ&タモ推薦図書ドルジカッコいい。 『人生を楽しむコツはクラクションを鳴らさないことと、小さいことを気にしないこと』 だってさ。
>>>gogobeastieboysさん2008-09-04 11:57:49
半年分の読書リスト... 話して考える』と『書いて考える』」集英社文庫浅田次郎「月のしずく」文春文庫浅田次郎「霞町物語」講談社文庫和田秀樹「多重人格」講談社現代新書伊坂幸太郎「オーデュボンの祈り」新潮社文庫伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」創元推理文庫 ...
>>>ninasaoriさん2008-09-02 07:00:00
[読書]アヒルと鴨のコインロッカーアヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫). 作者: 伊坂幸太郎; 出版社/メーカー: 東京創元社; 発売日: 2006/12/21; メディア: 文庫. なんとなく読もうかなーと思って手に取った本。 映画化したよね、くらいの知識で読み始めたら ...
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